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【特集】神戸・東須磨小 教員間暴行

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東須磨小学校で苦悩した日々を振り返る被害教諭。「経験を糧にいじめのない学校を作りたい」と語る=神戸市内(撮影・斉藤絵美)
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東須磨小学校で苦悩した日々を振り返る被害教諭。「経験を糧にいじめのない学校を作りたい」と語る=神戸市内(撮影・斉藤絵美)

■子どももしてええと思って当たり前

 -管理職はどうあるべきか。

 「(4月に異動した)新しい学校では少ししか働けていないけれど、親身になってくれて、いつか東須磨のことを笑い飛ばせるくらいになるまで頑張ろう、と声を掛けてくれる。今の校長先生には何でも相談させていただいている。校長にはいろんな重圧があると思うけれど、(当時)ちょっと耳を傾けてほしかった」

 -東須磨の先生はそういうところが足りなかった?

 「気に入っている人だけを気に入る。『あの人が仕事できひん』『うっとうしい』というのではなく、仲良く仕事がしたいな、と毎日思っていた。もし、僕が否定すると(矛先は)自分に来る。心苦しかったけれど、踏ん切りつけて頑張ってきたんですけど」

 -加害教員に言いたいことは。

 「(15秒ほどの沈黙)いまコメントを残すことが正解か分からないので、ちょっと控えさせてもらいたいです」

 -では、加害教員の行為が子どもたちに与えた影響はどう感じる?

 「子どもの心の傷は計り知れない。先生がこういうことしていたら、子どももしてええんかなと思って当たり前。子どもたちに『あの時、先生がやっていたやん』と道を踏み外すことはしてほしくない」

 「つらい局面には誰かに相談したり、いじめを見たら声を上げたりできる強い子になってほしい。簡単には言えない。自分もできなかったのだから。でも、そんな子どもにあなたたちにはなってほしい」

 -職員室には手を差し伸べてくれる人はいなかったのか?

 「結構いました。相談に乗ってくれたり、『あれはないですよ』と管理職に言ってくれたりした。みんながみんな、見て見ぬ振りではなくて。苦しい思いをしている人もいた」

2020/4/29

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