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【特集】神戸・東須磨小 教員間暴行

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東須磨小学校で苦悩した日々を振り返る被害教諭。「経験を糧にいじめのない学校を作りたい」と語る=神戸市内(撮影・斉藤絵美)
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東須磨小学校で苦悩した日々を振り返る被害教諭。「経験を糧にいじめのない学校を作りたい」と語る=神戸市内(撮影・斉藤絵美)

■東須磨小の子どもとばったり会えないかな

 -そもそも、なぜ先生を目指したのか?

 「小学校6年のとき、友達と言い合いになって仲違いしたことがあった。その時に先生がうまく入ってくれて、仲直りできた。自分自身に勇気をもらった。その先生のかっこいい姿に憧れて」

 -子どもたちへのメッセージをお聞きしたい。

 「人っていうのはそれぞれ違うと思う。みんな仲良くというのは願っているけれど、なかなか難しい。だが、子どもたちみんなが学校に来たいと思える気持ちのいい学校生活を送ってほしい」

 -経験からできることは何か?

 「子どもたちがつらい顔をしていたら、真っ先に気付いてあげたい。(自分の経験から)漠然とした一言ですごく傷つくことも分かった。子どもたちにも小さな気付きをしていきたい。教師とその子の関わりだけでなく、その子と友だち、クラスの子との関わりを作っていくのが先生の役割だと思う。1対1で関わる時間は本当に限られている。でも、日頃から観察していればできないことではない。一人一人が笑顔で来られる学校を作っていきたい」

 -東須磨小では気付いてもらえないこともあった?

 「そうですね。つらいけどつらくないそぶりをしてきたことも、気付いてほしかったなと思うところもある。子どもたちなら『先生なんで気付いてくれへんの?』と思うこともある」

 -新型コロナウイルスで休校が続く。今はどんな仕事をしているのか?

 「家庭で勉強できる課題を作っている。教室の掲示物の作成や子どもたちがノートを忘れたら貸せるように印刷しておいたり、黒板に貼り付ける名前のシールを準備したり」

 -東須磨小の子どもたちとは顔を合わせずじまい?

 「そうですね。子どもたちと会いたいなとは思います。どんな感じで成長したんかな。ばったり会ったりできないかな」

 -新しい小学校では担任を持つ。

 「まだ一度も顔を合わせられていません。早く会いたいなという気持ちはあります。でも残念ではないです。今できることをして、楽しみに、楽しみに待って会った分、いいものがあるんかな。どんな子どもたちなのかな。どんな成長していくんかな。楽しみです」

2020/4/29

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