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 神戸市は24日、神戸港の2017年のコンテナ貨物取扱量が阪神・淡路大震災前年の1994年を上回って過去最高の約292万個だった、と発表した。震災前の水準を上回るのに20年以上かかり、開港150年目の節目にようやく〝復興〟を遂げた形だ。市は、18年の目標を300万個とし、さらなる貨物の取り込みに力を入れる。

 17年の取扱量は、前年比4・1%増の291万6588個(20フィートコンテナ換算)で、これまで最高だった94年の291万5853個を735個上回った。内訳は、輸出貨物が前年比3%増の118万4千個、輸入貨物が同4・2%増の103万2千個、国内貨物が同6%増の70万個。

 神戸港のコンテナ貨物取扱量は94年に過去最高を記録したが、翌95年は震災で港湾施設が大きな被害を受けて146万個に半減。96年以降は200万個台が続いた。その後増加傾向にあったが、リーマン・ショック後の09年に大幅減少。最近は年10万個のペースで伸ばしてきた。

 勢いを取り戻したきっかけは、10年に阪神港(神戸、大阪港)として、京浜港(東京、川崎、横浜港)とともに、国の国際コンテナ戦略港湾に選定されたことが挙げられる。大型化が進むコンテナ船の寄港を促すため、韓国・釜山港に流れていた瀬戸内や九州の貨物の取り込みを進めてきた。

 ただ、震災前の94年はコンテナ貨物取扱量で世界6位だったが、16年は同55位まで順位を落としており、世界の主要港湾との格差はむしろ広がっている。

 久元喜造市長は「東南アジアから北米に向かう貨物の積み替え需要の取り込みに力を入れ、さらなる港勢拡大につなげたい」と話した。(長尾亮太)

2018/1/25

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