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フィリピン出身の女性が働く料理店に合わせて作った踊りを披露するデイビッドさん=神戸市中央区元町通2
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フィリピン出身の女性が働く料理店に合わせて作った踊りを披露するデイビッドさん=神戸市中央区元町通2

 幼少期を尼崎で過ごしたニュージーランド人ダンサーの公演が3日午後3時から、神戸市長田区久保町6のアートシアターdB神戸である。同国とフィリピンの混血というルーツを持つデイビッド・ハギンスさん(32)。神戸のフィリピン人コミュニティーを訪ねるなどしてソロダンスを制作した。阪神・淡路大震災の記憶を思い起こし、振り付けた踊りもあるという。(吉田敦史)

 デイビッドさんはニュージーランド人の父とフィリピン出身の母の間に生まれた。父が報徳学園(西宮市)で教壇に立った4歳から10歳まで尼崎で暮らした。現在はオーストラリアを中心に活動している。

 今回はNPO法人ダンスボックス(同市長田区)が主催する企画に応募し、約80組の中から選ばれた。神戸に3週間ほど滞在し、その間に訪ねた場所や人との出会いからダンスを作り出した。

 日本に住んでいた頃は「白人」として見られることが多かったといい、今回の制作では、当時自覚しなかったフィリピン人の側面を探ることに。フィリピン人が集まるカトリック教会や地域福祉センターなどを訪ねて温かく歓迎された。

 1月17日には、住んでいた尼崎市内のマンションやよく遊んだ公園、通った小学校に足を運び、震災で父が頭にけがをしたこと、仮設のプレハブ校舎で学んだことを振り返った。夜はJR新長田駅前で追悼の明かりを見て「『忘れない』という思いに心を打たれた」。それらも踊りに込める。

 公演には、旧友や、今回出会ったフィリピン人らが集まる。「いろんな糸が絡み合っている、その交差点の一つが今回の作品」と感慨を語る。

 無料。ダンスボックスTEL078・646・7044

2019/2/2

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