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多くの子どもの思い出が詰まった「浜風の家」の解体作業に取り掛かる学生ら=18日午前、芦屋市浜風町(撮影・風斗雅博)
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多くの子どもの思い出が詰まった「浜風の家」の解体作業に取り掛かる学生ら=18日午前、芦屋市浜風町(撮影・風斗雅博)

 阪神・淡路大震災で傷ついた子どものケア施設として1999年に建てられ、今年1月に閉館した芦屋市の「浜風の家」の解体工事が18日午前、始まった。兵庫県企業庁から委託を受けた日本工科大学校(姫路市)の学生や教員らが作業に着手。6月下旬をめどに終了する予定で、19年間で延べ約20万人が利用した施設が姿を消す。

 直木賞作家の故藤本義一さんらが開設を呼び掛けた浜風の家は、全国から寄せられた2億円近い寄付を基に、海沿いの県有地に建てられた。ログハウス風の木造2階建て(延べ約420平方メートル)で、建材に使用されたスギやヒノキは、奈良県十津川村の有志が「100年前の村の大水害で、神戸から支援してもらった恩返し」と寄贈した。

 浜風の家を運営してきた社会福祉法人「のぞみ会」は、閉館後も施設存続の道を探ったが、神戸市内の社会福祉法人が3月に県有地を落札し、解体が決まった。部材の一部はおもちゃなどに加工し、芦屋市内などの子どもたちに贈るという。

 この日はまずセレモニーがあり、同校建築職人マイスター専攻科2年の男子生徒(19)が「利用者の思いを引き継ぎ、心を込めて作業したい」と宣誓。学生たちが施設のはりを取り外す作業などを行った。(中島摩子)

2018/5/18

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