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母親の銘板を取り付け、長女麦さんに「おばあちゃんやで」と語り掛ける藤原雄大さん=15日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・斎藤雅志)
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母親の銘板を取り付け、長女麦さんに「おばあちゃんやで」と語り掛ける藤原雄大さん=15日午後、神戸市中央区加納町6(撮影・斎藤雅志)

 阪神・淡路大震災から24年になるのを前に、震災犠牲者らの名前を掲げる「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)に15日、7人の名前を記した銘板が新たに加えられた。式典には5遺族計14人が出席し、肉親の在りし日をしのびながら手を合わせた。銘板に記された名前は計5012人となった。

 兵庫県尼崎市の会社員藤原雄大さん(49)は芦屋市の文化住宅が全壊し、同居していた母の岡西ヨリ子さん=当時(56)=を亡くした。両親が新聞販売店を切り盛りした神戸の地に「母が生きた証しを残したい」と、銘板追加を運営委員会に申し入れた。

 この日は銘板を取り付ける際、長女麦さん(8)が手を添えた。「今はまだ分からなくても、いつかこの意味が分かるはず」と藤原さん。家族全員で黙とうをささげ、「少しは親孝行できたかな」と穏やかな笑みを浮かべた。

 モニュメントは2000年1月に完成。現在は神戸市外の犠牲者や震災が遠因で亡くなった人、復興や追悼行事に貢献した人も対象としている。今回追加された7人は、自宅の倒壊で亡くなった芦屋、西宮市の3人と遠因死の4人。(金 旻革、竹本拓也)

2018/12/15

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