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阪神・淡路大震災当時の写真をモニター展示するなど約40点が並ぶ資料展=神戸市灘区六甲台町(撮影・三津山朋彦)
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阪神・淡路大震災当時の写真をモニター展示するなど約40点が並ぶ資料展=神戸市灘区六甲台町(撮影・三津山朋彦)

 来年1月17日で阪神・淡路大震災から25年となるのを前に、「あのときとこれから 見つめ直す、いま」と題した資料展が神戸市灘区の神戸大社会科学系図書館で開かれている。神戸大では2003年に統合された旧神戸商船大(現海事科学部)を含め、学生と教職員計47人が犠牲になった。当時の被害状況や震災の教訓を伝える活動を約40点のパネルや写真などで紹介している。(金井恒幸)

 震災後、神戸大では被災者支援の学生ボランティアや震災の研究組織が発足し、現在も活動が続く。同大付属図書館は収集した約6万点の震災関連資料を「震災文庫」として所蔵。1995年10月から公開し、04年度からは5年ごとに資料展を続けている。

 資料展は3章から成る。「写真とデータでみる震災」では、95年6月と00年の阪急六甲駅(同区)周辺の航空写真を比較。空き地の茶色やブルーシートが目立っていたのが、5年間で建物が増えたのが分かる。JR六甲道駅(同区)周辺や神戸大、神戸・三宮の被災時と今が比較できる写真のスライドショーも。避難所や避難者数を手書きした表は、その筆跡から当時の切迫した様子がうかがえる。

 「次の世代に伝えるために」には、崩壊した状態で保存されたメリケンパーク・東岸壁(神戸市中央区)の写真、震災を伝えるため神戸市教育委員会の呼び掛けで作られた副読本「しあわせはこぼう」などを展示。「震災に学び、備える」では今年1月17日、神戸国際会館(同区)で行われた「避難訓練コンサート」の資料が並ぶ。

 付属図書館情報管理課の菊池一長課長補佐は「学生には震災を学ぶ機会に、一般の方には当時を振り返り、次の災害へ備えることに役立てば」と期待する。

 来年2月4日まで。入館無料。12月28日~1月4日、1月13、18、19日は休み。付属図書館情報リテラシー係TEL078・803・5313

2019/12/12

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