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勉強会の後、イベント内容について打ち合わせする教員や学生たち=神戸市内
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勉強会の後、イベント内容について打ち合わせする教員や学生たち=神戸市内

 阪神・淡路大震災から25年を迎える17日から3日間、神戸三宮センター街1丁目(同市中央区)で、学生が震災を学び発信するイベント「1.17→」(イッテンイチナナカラ)が初めて催される。神戸市内の大学の3団体と同市が主催。学生は東北や熊本の支援に取り組んできたが阪神・淡路の記憶はない人が大半で、同世代や震災を経験していない人が、地震を自分のこととして考えるきっかけをつくりたいという。(上杉順子)

 東日本大震災の復興支援で「『失われた街』模型復元プロジェクト」を行う神戸大槻橋研究室▽熊本地震をきっかけに発足し、現地で支援を続ける神戸大の学生組織「持続的災害支援プロジェクト『Konti』」(コンティ)▽センター街の空間デザインに以前から携わる神戸芸術工科大の学生たち-の3団体。

 同市耐震推進課の若手職員らが企画した。同課は近年、17日前後に市役所1号館で防災・減災の最新技術に関する企画展を開いてきたが、本庁舎の再整備でスペースがなくなり、代わりの会場を模索。人が行き交うセンター街で、学生と共催することにした。

 当日は、以前の三宮の模型に色を塗ったり「ここでデートした」など震災前の記憶をメモした旗を立てたりして、「失われた街」の記録をつくるワークショップがある。現在の三宮の模型と並べて展示する。誰でも参加できる。

 他に、3団体の活動や市の耐震に関する展示、センター街の関係者や学生、学識者らによるトークイベントなども開催。アーケードの大型スクリーンでは、この日に備えて学生が学んできた様子を映像で流す。

 コンティ代表を務める神戸大大学院修士課程2年の伊庭駿さん(23)は「阪神・淡路の教訓はよく聞くが、体験していない引け目はある」といい、「それでも、人に聞いた話でも語り継ぐ意味はあると思う」と話している。

 17~19日の午前11時~午後5時。最終日のワークショップは午後0時半まで。

2020/1/15

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