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追悼式に向けて灯籠を点検する「ゆりの会」のメンバーたち=西宮市仁川百合野町
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追悼式に向けて灯籠を点検する「ゆりの会」のメンバーたち=西宮市仁川百合野町

 阪神・淡路大震災から丸25年となる17日に向けて、大規模な地滑りで34人が亡くなった兵庫県西宮市の仁川百合野町地区の住民たちが7日、追悼式に使う灯籠の準備を始めた。追悼式では地震が発生した午前5時46分に黙とうし、犠牲者と同じ数の灯籠に明かりをともす。

 同地区は震災で約100メートル四方の斜面が深さ約15メートルにわたって崩れ、13戸の家屋が押しつぶされた。追悼式は毎年、地元ボランティアグループの「ゆりの会」が主体となって開催している。

 「町の景色が変わってしまっていた」。地滑りを振り返る女性(76)=西宮市。震災当日消火器を持って現場に向かったが、「昨日まであった知り合いの家が土に覆われ、見えすらしない。埋まっている人を助けようと土砂を掘り起こすと火が出て、どうしようもなかった」。震災から25年がたつが「ご近所さんとの絆は深まった」と話す。

 灯籠は5年前、関西学院大の学生に呼び掛けて作られた。「七転び八起で立ち向かう」「震災時のバケツの消火活動 今も鮮明に」など住民の言葉も添えられ、7日は「ゆりの会」のメンバーが修復に当たった。

 ゆりの会の大野七郎代表(74)は「最近は避難指示が出ても逃げない人が多い。地震の被害があったことは伝え続けないといけない」と話している。追悼式は17日午前5時すぎから、地すべり資料館横の慰霊碑前で行われる。(斉藤絵美)

2020/1/8

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