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「防災を身近に感じて」と話す福原由美子さん=南あわじ市
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「防災を身近に感じて」と話す福原由美子さん=南あわじ市

 東日本大震災で避難してきた親子を支えてきた団体が、支援の集大成として、親子が取り組むべき防災について考えるイベントを開く。17日に神戸市中央区東川崎町1の神戸クリスタルタワーである「KOBE防災ぽけっと チャリティママフェス」(神戸新聞社など後援)。発起人の福原由美子さん(56)は「阪神・淡路大震災を経験したママだからこそできるサポートの形を考え続けたい」と力を込める。(貝原加奈)

 主催する「神戸ぽけっとnet.」には、兵庫県内で子育て支援などに取り組む「ウィズネイチャー」▽「にこにこ劇場こうべママ」▽「Babyガーデン」▽「おいしい防災塾」▽「リトルフロッグス」-の5団体が所属。阪神・淡路大震災で子どもを抱えて被災した経験を持つ母親が中心となり、東日本大震災の10日後に設立した。

 福島第1原発事故などの影響で、着の身着のまま避難してきた母親たちへの支援を展開。神戸・阪神間に避難する親子を支えるため、ごはん会を毎月開いたり、イベントを企画するなどしてきた。

 福原さんも、阪神・淡路当時2歳だった娘と神戸市西区の自宅で被災。水道が止まり、娘が通っていた保育園も預けられなくなった。「暮らしを守るのに精いっぱいだった」。小さな子どもの手を引き、「助けて」の一言が言えずに孤立する母親たちの姿が、人ごととは思えなかったという。

 神戸・阪神間に避難していた母親らは帰る決断をしたり、引っ越したりするなど、悩みながらもそれぞれの暮らしへ一歩を踏み出している。今回のイベントには「震災を忘れない」という被災地へのメッセージも込める。

 アクセサリーや野菜、スイーツなど44のショップが出店。親子でできる防災体操やお菓子で作る非常持ち出し用ポシェット、新聞スリッパなどを紹介するワークショップも。売り上げの一部を東日本や熊本の震災義援金などに充てる。福原さんは「もしもの時のことを親子で考えるきっかけにして」と呼び掛けている。午前11時~午後4時。入場無料。

2017/12/15

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