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全校生の思いが込もった約450本のろうそくを段ボールに詰め込む生徒たち=篠山中学校
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全校生の思いが込もった約450本のろうそくを段ボールに詰め込む生徒たち=篠山中学校

 阪神・淡路大震災で犠牲になった人を追悼しようと篠山中学校(兵庫県篠山市東沢田)の全校生と教職員が文字を書き入れたろうそく約450本が、16日夕に伊丹市の昆陽池公園であった追悼行事に並んだ。「伝えていく」「今に感謝し、今に全力投球」。震災を知らない生徒たちの思いや決意が込められたろうそくが鎮魂に訪れた人々を照らした。

 震災翌年から続く追悼行事で、ボランティア団体「ユー・アイ・アソシエーション」の主催。犠牲者と同じ数の6434本のろうそくが、17日の震災発生時刻まで光をともし続けた。

 昨年12月に同団体の赤松弘揮代表(49)が同校で講演。自身の被災経験や毎年続ける追悼行事の意義、東日本をはじめ、全国各地の被災地でボランティア活動した経験などを伝えた。

 講演の後、追悼行事で使用するろうそくが生徒たちに手渡された。生徒はペンでメッセージを書いたが、「一言で表すのは難しかった」と3年の生徒(15)。直接の被災経験がなく、震災を知らない世代だからこそ、悩みながら1本に思いを込めた。

 16日昼、ろうそくは車に積み込まれ伊丹へ向かった。3年の女子生徒(15)は「ろうそくにも記したように、亡くなられた方々の分まで力強く生きて、生きる使命を果たしたい」と話した。(尾藤央一)

2018/1/16

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