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7・51 神戸市東灘区・魚崎わかばサロン
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7・51 神戸市東灘区・魚崎わかばサロン
13・31 西宮市・大阪ガス 今津総合グラウンド体育館
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13・31 西宮市・大阪ガス 今津総合グラウンド体育館
19・00 神戸市長田区・JR新長田駅前
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19・00 神戸市長田区・JR新長田駅前
17・24 神戸市中央区・東遊園地
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17・24 神戸市中央区・東遊園地
16・47 神戸市長田区大橋町5
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16・47 神戸市長田区大橋町5

【午前】

 6・05 長田区・御蔵北公園 住民で作った紙灯籠が並ぶ慰霊碑前で、御菅地区の犠牲者128人の名を僧侶が読み上げる。神戸大4年畑野菜緒さん(22)は手を合わせ「一人一人の名前に重みを感じる」。

 7・45 中央区・神戸市役所 幹部職員に久元喜造市長が「震災の記憶、経験、思いを後の世代に伝えてほしい。神戸市はその学びによって、備え、対応力を高められる」と訓示。

 9・10 兵庫区・会下山小 亡くなった児童6人の追悼集会で、6年生の高畑ひなたさん(11)らが「命が助かった人の多くは、近所の人が助けたそうです。登下校時にはあいさつして、地域の人と交流を深めていきたい」と宣言した。

 9・30 芦屋市・精道小 犠牲になった児童ら29人を悼み、全校児童が色紙などで作った花を供える。当時5歳の長男涼介君を亡くした時田郁江さん(56)は「こっちは元気でやってるから安心してね」。

 9・59 西区・いぶきの森球技場 サッカーのヴィッセル神戸の選手らが雨中のピッチに整列しホイッスルを合図に黙とう。サポーターは街の復興とクラブの歩みを重ねた応援歌「神戸讃歌(さんか)」を合唱。

 10・00 淡路市・中田小 旧北淡町(現淡路市)野島地区で被災した片田暁美教諭(39)が「避難生活を共にした地域の人がいたから乗り越えられた。自分や大切な誰かを守れる人になって」と語り掛ける。

 10・30 須磨区・新大池東住宅 入居の高齢者らが名古屋市のNPO法人「レスキューストックヤード」と交流。高齢化と老朽化が著しい復興住宅の課題に、同法人の栗田暢之代表(53)は「住民同士、民間と行政が連携しながらコミュニティーづくりを」と呼び掛ける。

【午後】

 12・00 大阪市此花区・オリックス球団施設 昨年、神戸から大阪・舞洲に練習拠点を移したプロ野球のオリックス。震災当時、現役だった福良淳一監督(57)は「神戸の人たちのおかげで勝たせてもらった。その思いはずっと心にあります」。

 12・00 神戸港 「ボー」。遊覧船やフェリーが一斉に汽笛。小雨降る神戸に鎮魂の音がこだまする。

 12・00 長田区・大正筋商店街 店主らが黙とう。宮城県南三陸町の食材を使ったつみれ汁を買い物客らに振る舞う。同商店街振興組合の伊東正和副理事長(69)は「人が集まって会話が生まれる。街にそんな場所をつくることが大切」。

 12・35 中央区・神戸市役所前 借り上げ復興住宅の継続入居などを求める集い。兵庫県被災者連絡会会長として活動の中心を担った河村宗治郎さんの死を悼み、賛同者たちは「『一人の被災者も取り残さない』との思いを広げていきたい」との決意を新たに。

 13・31 西宮市の体育館 バスケットボール、西宮ストークスの選手ら17人が黙とう。当時6歳で被災した谷直樹主将(29)は「あの頃まだ生まれていなかった選手もいる。体験を伝えていく」。

 13・50 三木市・吉川中 生徒160人が地震を想定した防災訓練。生徒らは災害時に地域の避難所となる体育館にシートを敷き、避難者役の住民らを相手に名簿作りも体験。吉川町まちづくり協議会の石田保彦さん(70)は「災害時、中学生は戦力になる」と強調。

 14・25 中央区・東遊園地 京都市の元消防士中村幸次さん(64)がひっそりと手を合わせる。発生直後、京都から東灘区に、人員や物資を輸送。沿道から助けを呼ぶ被災者の声がよみがえる。「もっと救えた命があった。悔しくて、悔しくて」

 15・00 中央区・神戸メリケンパークオリエンタルホテル 日本で唯一、ホテル内に立つ灯台を当時東灘区に住んでいた大川八子さん(59)が眺める。自宅は倒壊し、北区に移り住んだ。「神戸の港が心を落ち着かせてくれる」としんみり。

 15・25 中央区・東遊園地 「慰霊と復興のモニュメント」の水面に雨の波紋。台湾から留学し長田区で被災した韓禎慧さん(42)は「神戸に住む者として、この経験を伝えないと」と誓う。

 16・00 中央区・西方寺 約90人の僧侶や住民らが手を合わせる。被災しながら住民約150人を本堂に受け入れた本川英暁(えいぎょう)住職は「風化しゆく記憶を伝えていくことが、生き残った者の務め」。

 17・40 JR新長田駅前 市民と地元の中高生ボランティア約700人が準備した約千本のろうそくをともす。「若い人が真剣に参加してくれている限り教訓は風化しない」と和田幹司さん(74)。

 17・46 淡路市・復興住宅前広場 一宮地域で亡くなった13人をしのぶ。ろうそく300本で「1・17」の文字をつくり、鐘の音を13回響かせる。町内会長の西住勝治さん(59)は「思い出したくない気持ちもあるが、伝えなければ」。

 17・46 中央区・東遊園地 炎を再びともし、黙とう。同僚夫妻を亡くした須磨区の横田方信さん(81)と妻節子さん(78)は「真面目な人柄を忘れられない。毎年欠かさずに来ます」としのんだ。

 17・46 稲美町役場前 かがり火が雨風で揺れる中、子どもら約50人が追悼の「鎮魂太鼓」の音を響かせる。神戸市立神出中3年の中崎陽介さん(15)は「地震の恐ろしさや犠牲者のことを考えてたたいた」。

 18・08 東灘区・御影公会堂 避難者向けの炊き出しなどの活動を続けたボランティア団体「神戸元気村」(解散)の元スタッフらが企画したライブ。当時を映像で振り返り、生演奏に聴き入る。活動に加わった会社員黒田敦史さん(42)は「被災者が元気になる姿を見て自分も元気になった」と思い出す。

2018/1/17

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