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阪神・淡路大震災の遺族から聞いた話や校区の被災状況を5年生に向けて発表する6年生=芦屋市精道町
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阪神・淡路大震災の遺族から聞いた話や校区の被災状況を5年生に向けて発表する6年生=芦屋市精道町
震災で亡くなった8人を思い、児童が色紙で鶴を折った=芦屋市精道町
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震災で亡くなった8人を思い、児童が色紙で鶴を折った=芦屋市精道町

 阪神・淡路大震災で児童8人が犠牲になった兵庫県芦屋市立精道小学校が15日、震災について調べたことなどを下級生らに伝える「語り継ぐ会」を開いた。子を亡くした遺族から聞いた話や、校内に立つ慰霊碑やリンゴの木について紹介。震災後に生まれた児童たちはそれぞれのテーマを通し、懸命に震災と向き合っていた。(初鹿野俊)

 震災の記憶や教訓を受け継いでいこうと毎年開催。この日は第1部で各学年が発表、第2部ではより踏み込んだ調査の内容について6年生が5年生に伝えた。

 第1部で、4年生は校庭のリンゴの木について発表。亡くなった児童数に合わせて8本が校庭に植えられたが生育不良で6本に減っているため、挿し木で増やそうとしている活動を報告した。6年生は亡くなった8人の人物像を紹介。「生き物好きで、日曜も餌やりに学校に来ていた」「友達を笑わせるのが好きだったが、家ではしっかり者だった」などと述べた。最後は全校児童で8人へのメッセージを書いた色紙で鶴を折った。

 第2部では、遺族や当時の教諭らから話を聞いたり、校区内で生後1カ月~6歳の幼い15人が亡くなったことを調べたりした6年生が5年生に報告した。

 2人の子を亡くした米津勝之さん(57)から聞いた話を伝えた6年の女児(11)は、発表の最後に「語り継ぐとは自分の思いも乗せて語り継ぐこと」と訴えた。発表後、「失った命以上に悲しむ人がいるのだと知った」と振り返った。5年の男児(10)は「震災の怖さを僕も下の子に教えていきたい」と話していた。(初鹿野俊)

2017/12/15

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