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【特集】ニュース解く説く TOKTOK

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 新型コロナウイルスの感染者が兵庫県内で初めて確認されてから、1日で2カ月が経過しました。感染者数は3月の148人に比べ、4月は498人と激増。30代までの若い世代の感染が目立ち、全体の4割弱になっています。26日以降は1日当たり1桁の人数に収まっており、鈍化傾向も見られますが、予断を許さない状況が続いています。(井川朋宏)

■4月11日に最多42人

 4月7日、政府は兵庫を含む7都府県に緊急事態宣言を発令。9日に県内の感染は1日で39人確認され、同日の会見で井戸敏三知事は「大変びっくりするような患者数」と発言。11日はこれまでで最多の42人が確認されました。

 その後も10~30人程度の感染確認が続きましたが、休校延長や休業要請の措置がとられる中、減少傾向がうかがえます。4月27日には神戸市が27日ぶりにゼロとなり、県内でPCR検査の数が少なかった影響もあって県全体でも1人でした。

 感染者を年代別で見ると、3月は80代が最多の29人、70代も27人でしたが、4月は50代が最多の97人で、続く40代が93人でした。20~40代の割合を月ごとに見ると、3月は3割強の49人でしたが、4月は約半数の243人に伸びました。10代以下は3月に1人でしたが、4月は10歳未満の9人を含め36人と急増しています。

■感染経路不明が続出

 県内の感染者に占める死亡率は、3月の7.4%(11人)に対し、4月は3.2%(16人)。非公表分を除くと、いずれも60代以上でした。

 市町別では神戸市が県内最多の257人を公表し、県全体の約4割を占めます。阪神地域は尼崎、西宮市の発表分と、県発表に基づく伊丹、宝塚市などの居住者を合わせると、278人で4割超に。県内感染者のうち神戸・阪神の占める割合は8割以上で、3月からこの傾向は変わっていません。5月1日午前0時時点で、検査数は累計7621件で、陽性率は8.5%(646件)。298人が入院し、うち重症者は21人でした。

 感染経路は3月中は9割以上がクラスター(感染者集団)関連などでしたが、4月は調査中や経路不明の事例が増えました。医療従事者の感染も目立っています。30日時点で、感染症指定医療機関の神戸市立医療センター中央市民病院(同市中央区)で、職員と入院患者の34人が感染。神戸赤十字病院(同)でも患者ら26人の感染が確認されており、地域の医療体制に影響を及ぼしています。

■関西2府4県死者の割合 兵庫が最多4.2%

 新型コロナウイルスの感染者数は、関西2府4県で比較すると、全国2位の大阪府が突出し、全国7位の兵庫県が続きます。死者数も大阪が最多ですが、感染者に占める死者の割合は兵庫が4.2%と最も高くなっています。

 人口1万人当たりの感染者数(4月29日時点)を見ると、大阪の1.820人が最多です。兵庫は1.170人で、京都の1.220人をわずかに下回っています。陽性者の割合(同)も大阪が18.0%と高いが、他の1府4県はいずれも全国平均の10.0%を下回っています。

2020/5/3

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