連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

わが町の文化財

  • 印刷
赤銅色の旧配水塔。周囲は駐車場になっている=高砂市高砂町朝日町
赤銅色の旧配水塔。周囲は駐車場になっている=高砂市高砂町朝日町

 イベントでにぎわう兵庫県の高砂市文化会館駐車場の一角に、赤銅色の筒状の胴体が巨大ロボットのようにそびえ立つ。高さ26メートル、6本の鉄脚に支えられ、上部に異人館風のとんがり屋根を備えた「旧朝日町浄水場配水塔」。大正時代から、まちのシンボルとして住民らに親しまれてきた。

 高砂の水道の歴史は古い。1901(明治34)年の三菱製紙進出を機に、工業地として発展を始めていた高砂町は、21(大正10)年から、日本初となる工業用水の工事に着手した。その水を上水道に利用しようと、浄水場の整備を進め、配水塔は23(同12)年に完成した。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2016/2/11
 

天気(9月9日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 30%

  • 34℃
  • ---℃
  • 50%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

  • 35℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ