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わが町の文化財

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白巣城跡は地域のシンボル。住民が大切に守り継ぐ=洲本市五色町鮎原三野畑
白巣城跡は地域のシンボル。住民が大切に守り継ぐ=洲本市五色町鮎原三野畑

 「しらっさん」の愛称で地元住民らから親しまれる洲本市の白巣(しらす)山。標高約320メートルの頂上付近、戦国時代末期の山城跡へ登ると、澄んだ空と大阪湾や播磨灘の大パノラマが出迎えてくれる。草刈りなどの手入れが行き届いているのは、麓の住民らでつくる「白巣交流推進委員会」が保全活動に励んでいるからだ。

 淡路国の有力豪族、安宅(あたぎ)氏が築城したが、羽柴秀吉の淡路攻めに激しく抵抗した末、1581年に落城したとされる。敵が滑って登れないようにと、城までの道に竹の皮を敷き詰めたところ、火をつけられ城ごと焼かれてしまった-と語り継がれている。

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2018/1/25
 

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