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地磁気の逆転現象を発見するきっかけにもなった玄武洞=豊岡市赤石
地磁気の逆転現象を発見するきっかけにもなった玄武洞=豊岡市赤石

 円山川の下流域、悠然とした流れを望む東岸にたたずむ「玄武洞」は、地球科学の分野で国際的に知られる。1929(昭和4)年、京都帝国大学の松山基範博士が、玄武洞の岩石が現在の地球のN、S極とは逆方向の磁気を示すことを発見、世界に先駆けて発表し、その後の研究で、かつて地球で磁極が逆転する現象があったことが確認されている。

 県立大学大学院地域資源マネジメント研究科の松原典孝助教によると、「松山博士の提唱した論は、地球の表面を覆う固い岩盤が移動しているという理論などを導く礎にもなっている」と話す。

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2016/6/30
 

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