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わが町の文化財

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平安時代に整備された後期野磨駅家跡。古代山陽道とほぼ同じ場所を通る県道沿いで見つかった=上郡町落地(おろち)
平安時代に整備された後期野磨駅家跡。古代山陽道とほぼ同じ場所を通る県道沿いで見つかった=上郡町落地(おろち)

 兵庫県上郡町の山あいを抜ける県道沿いに、青々とした草に覆われたさら地が広がる。この地下に、古代山陽道の要衝だった痕跡が眠っている。

 奈良、平安時代、都の命令を地方に伝える役人が馬を乗り換えるため、主要道沿いに整備された駅家(うまや)。町内では両時代の遺跡が南北に二つ並んで発見された。全国に約400カ所あるが、異なる時代の駅家が確認されたのは1カ所だけという。

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2017/5/25
 

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