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わが町の文化財

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現在は遊歩道として親しまれている「旧小久保跨線橋」=明石市小久保1、上ケ池公園
現在は遊歩道として親しまれている「旧小久保跨線橋」=明石市小久保1、上ケ池公園

 西日本の大動脈・国道2号のJR西明石駅付近を北西に少しそれると、住宅街に大きな公園がある。子どもたちの楽しそうな声を聞きながら園内の遊歩道を進む。メタセコイアの並木の先に、珍しい姿の橋が目に入った。

 1890年、当時の九州鉄道(現・JR九州鹿児島本線など)がドイツの会社に発注した鉄道橋で、技師のヘルマン・ルムシェッテルの指導の下で造られた。鉄骨を三角形に組み合わせた「トラス橋」と呼ばれる構造で、現地で組み立てができるようピンを使って結合しており、数十年間は使われたとされる。

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2017/3/23
 

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