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わが町の文化財

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緑に囲まれ、池の水面に浮かぶようにたたずむ船屋形=神戸市中央区中山手通5、相楽園
緑に囲まれ、池の水面に浮かぶようにたたずむ船屋形=神戸市中央区中山手通5、相楽園

 神戸の名所・相楽園内の深い緑に囲まれた木造の建物。家屋にしか見えず、殿様や家来を乗せて川面を滑る御座船(ござぶね)の一部だったとは、想像できない。

 飾(かざり)金具に施された家紋の痕跡から、姫路藩主の本多家が1682~1704年の間に、遊覧用に建造したとされる。2階建ての屋根は檜皮葺(ひわだぶき)で、重厚な黒漆塗りが長い年月の経過を、各所に施された金ぱくが、当時の華麗な暮らしぶりをそれぞれ物語る。

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2017/2/23
 

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