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わが町の文化財

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心池に架かる石橋=高砂市曽根町、曽根天満宮
心池に架かる石橋=高砂市曽根町、曽根天満宮

 曽根天満宮境内の池に架かる石橋。石は青みがかったように見え、唐草模様の透かし彫りが特徴的な欄干が目を引く。緩やかなカーブを描き、全長約6メートル、幅は約2・3メートル。高砂市の竜山周辺で採掘される「竜山石」で作られている。江戸時代中期の1723年、庄屋の河野七大夫貞清が寄進したとの記録が残る。

 同天満宮は菅原道真の子・淳茂が創始し、道真が九州太宰府に流される途中に立ち寄った際、植えたと伝わる「霊松(れいしょう)曽根の松」がある。初代の松は幹回りが6メートルにもなる大木だったが、1798年に枯死。その幹は現在も霊松殿に保存されており、人々の信仰を集めている。現在は5代目の松が枝を伸ばす。

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2016/6/23
 

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