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わが町の文化財

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玄関扉のアーチや急勾配の階段が特徴的な神田家住宅洋館=加古川市加古川町本町
玄関扉のアーチや急勾配の階段が特徴的な神田家住宅洋館=加古川市加古川町本町

 町家造りの建物が立ち並ぶ加古川市加古川町本町に、レトロな灰色の建造物がある。瀬戸物商として栄えた神田家の洋館だ。西国街道沿いに立ち、長きにわたって旅人や商人を見守ってきた。

 明治末期から大正初期にかけて築かれた洋館は、れんがと鉄筋コンクリート造りの地上2階、地下1階建て。1階は住居、2階は応接室として使われていた。応接室には神殿を思わせる床の間や象鼻の彫刻を施した柱があり、東洋的な雰囲気を醸し出す。正面に設けられた急勾配の階段や縦長の上げ下げ窓など、職人のこだわりが光る。

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2016/9/1
 

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