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わが町の文化財

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300年前の色彩がよみがえった高座神社本殿=丹波市山南町谷川
300年前の色彩がよみがえった高座神社本殿=丹波市山南町谷川

 丹波市山南町谷川の山あいの農業集落。高さ約20メートル、巨大な落葉高木のフジキが存在感を示す神社が現れる。拝殿を越えた先には、塗り絵のように大胆な色使いを施した彫刻群と重厚感のある屋根ふきを構えた本殿がお目見えする。

 今年3月に平成の大修理を終えたばかり。老朽化と虫食いなどの傷みが見つかった本殿を3年半かけて解体し、直した。「柱など8割程度は従来のまま。装飾用金具には金箔(きんぱく)を貼り直しました」と高座(たかくら)神社の田中史夫宮司(64)。色彩が失われて久しかった建物は、現在の調査と技術を活用して再現され、300年前の姿がよみがえった。

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2016/8/25
 

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