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わが町の文化財

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町並みを見守る復元された竪穴住居=神河町福本
町並みを見守る復元された竪穴住居=神河町福本

 心地よい風を感じながら、眼下の町並みを望む。いにしえの人たちも同じ景色を見ていたのだろうか。「福本遺跡」は市川流域の小高い丘にある。広さは約10万平方メートル。約1万3千年前の旧石器時代から奈良時代にかけての遺構が相次いで見つかり、複合遺跡として知られる。

 1952(昭和27)年、高校教諭だった姫路市の故増田重信さんが、土器のかけらを見つけた。竹などを押して模様を付けた縄文早期の「押型文土器」。播磨地域では初めて存在が分かった縄文時代の遺跡だった。

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2016/5/26
 

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