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わが町の文化財

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 山の斜面に民家が並ぶ。家と家の間に扉のついた70センチ幅の通路があり、「史跡 老松(おいまつ)古墳」と看板があった。通路を30メートルほど歩くと、海まで見える、見晴らしのよい丘に出た。中央に大きな岩が積み上がっている。町を見下ろす老松古墳である。

 芦屋市北東部から西宮市苦楽園周辺の六甲山地の尾根に広がる八十塚古墳群の一つだ。標高約100メートルの場所にある楕円(だえん)形の古墳で、墳丘は直径約10メートル、高さは2メートル以上。構造は「横穴式石室」で、縦6・34メートルで、最大横1・4メートル、深さは最大2メートルという。

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2017/10/5
 

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