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わが町の文化財

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江戸時代は「切手会所」だった旧玉置家住宅の木造平屋=三木市本町2
江戸時代は「切手会所」だった旧玉置家住宅の木造平屋=三木市本町2

 三木と有馬温泉を結ぶ「湯の山街道」のほど近く。県道脇に、焦げ茶色の木造平屋が映える。江戸時代に建てられた国登録有形文化財の「旧玉置家住宅」だ。今の銀行に当たる「切手会所」や住居として使用され、時代背景を色濃く残す。

 市の中心部は江戸中期、徳川家と縁のある上州館林(たてばやし)藩(群馬県)の飛び地領となった。一帯では金物や型染めが栄えたことから、財政難に陥っていた同藩は立て直しを図るため1826(文政9)年、この地に切手会所を建設。藩札を発行して金銀との交換や貸し付け業務を行った。

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2017/7/13
 

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