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わが町の文化財

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板張りやよろい戸がモダンな雰囲気を放つ旧魚橋郵便局舎=高砂市阿弥陀町魚橋
板張りやよろい戸がモダンな雰囲気を放つ旧魚橋郵便局舎=高砂市阿弥陀町魚橋

 高御位(たかみくら)山の麓に広がる住宅街。旧山陽道沿い、薄緑色の建物が、晩秋の日差しを浴びてたたずむ。1904(明治37)年に建てられ、90年まで現役の郵便局として地域の通信を支えた局舎は、周辺の家並みに溶け込みつつも、独特のモダンな存在感をたたえる。

 瓦ぶきの寄せ棟造りで、横板張りの外壁。両開きのよろい戸付きの窓が左右対称に並び、和洋折衷の趣。玄関屋根も設けられている。現在は所有者の車庫として使われている1階はかつて、窓口カウンターを挟んで事務室と客だまりがあり、2階は電話交換室などに使われていた。

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2017/11/16
 

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