連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

わが町の文化財

  • 印刷
隣接する多可高校の生徒らも行き交う東山古墳群=多可町中区東山
隣接する多可高校の生徒らも行き交う東山古墳群=多可町中区東山

 兵庫県多可町の妙見山(標高693メートル)の山麓、平野部を見晴らせる位置に、こんもりとした円墳がいくつも並ぶ。公園として整備された一帯は、東隣の多可高校の生徒らが下校途中におしゃべりしたり、登山客が一息ついたり。のんびりとした光景が広がる。

 7世紀、古墳時代の終わり頃に築かれた円墳が16基。これほどまとまって存在する古墳群は珍しい。この時代において直径15~30メートルは県内で最も大きいという。辺りには200基ほどの古墳が見つかっており、この東山古墳群の存在は古くから知られていたが、1996~99年の発掘調査で詳細が判明した。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2017/5/4
 

天気(9月10日)

  • 32℃
  • 27℃
  • 50%

  • 31℃
  • 24℃
  • 60%

  • 35℃
  • 28℃
  • 50%

  • 35℃
  • 26℃
  • 50%

お知らせ