連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

わが町の文化財

  • 印刷
北前船の航海安全を願った船絵馬。手前は「五艘だて」=新温泉町諸寄
北前船の航海安全を願った船絵馬。手前は「五艘だて」=新温泉町諸寄

 和船が白帆をなびかせ、優雅に帆走する。江戸期中ごろから明治期にかけて発展した買い積み廻(かい)船「北前船」。八坂神社社務所に5枚の船絵馬が飾られる。1隻だけでなく、複数の船を描くなど、どの絵馬も紺ぺきの海と帆のコントラストが美しい。

 新温泉町諸寄(もろよせ)、同町居組(いぐみ)、豊岡市竹野町など但馬の港では廻船業が盛んだった。北陸以北から日本海、瀬戸内海を経由して大坂に向かう航路を行き交った船主たちは、商品を買い付けて売買し、利益を上げていたとされる。

この記事は会員限定会員限定です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。

2016/2/18
 

天気(9月10日)

  • 32℃
  • 27℃
  • 50%

  • 31℃
  • 24℃
  • 60%

  • 35℃
  • 28℃
  • 50%

  • 35℃
  • 26℃
  • 50%

お知らせ