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わが町の文化財

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弥生時代の大規模集落跡に再現された円形平地住居。今年、16年ぶりに屋根がふき替えられた=尼崎市田能6
弥生時代の大規模集落跡に再現された円形平地住居。今年、16年ぶりに屋根がふき替えられた=尼崎市田能6

 門を抜けると、復元された円形平地住居が目に飛び込む。内部はひんやり。初夏の暑さをしばし忘れる。猪名川左岸に広がる田能(たの)遺跡では、弥生時代の遺構が大量に発見された。しかし市民の熱意が結集しなければ、その姿は残っていなかった。話は50年前にさかのぼる。

 時代は高度経済成長まっただ中。阪神間では地下水が工業用水に利用され、地盤沈下が起きていた。そのため尼崎、西宮、伊丹の3市はここで配水場建設を進めていた。

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2016/5/19
 

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