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わが町の文化財

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養宜館跡地に立つ石碑。島の政治の中枢だった歴史を刻む=南あわじ市八木養宜中
養宜館跡地に立つ石碑。島の政治の中枢だった歴史を刻む=南あわじ市八木養宜中

 見渡す限りの広大な田園。さんさんと陽光が降り注ぎ、爽やかな風が吹き渡る。タマネギ、レタス、コメと三毛作の実りを生み出す肥沃(ひよく)の平野に、屋敷らしきものはない。

 南北朝時代から室町時代にかけて淡路島を統治した守護大名、細川氏が居館を置いた政庁。「大土居(おどい)」とも称された威容の残り香に触れようと、公会堂そばのスペースに車を止め、付近を歩いた。

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2017/3/30
 

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