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わが町の文化財

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二つの建物が組み合わさった珍しい構造の随願寺経堂=姫路市白国
二つの建物が組み合わさった珍しい構造の随願寺経堂=姫路市白国

 木々に包まれた境内はハイカーらでにぎわっていた。聖徳太子によって創建されたとされる播磨屈指の古刹(こさつ)・随願寺。本堂の向かい側に立つ経堂は、構造が違う二つの棟を組み合わせて建築された。その風変わりな意匠が目を引く。

 「礼堂(らいどう)」と呼ばれる一方の棟は畳敷き、もう一方は中国・南北朝時代の学者傅大士(ふだいし)の像がまつられている「正堂(しょうどう)」。古い仏教建築の屋根によく見られる垂木は、礼堂だけにしかない。

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2016/7/28
 

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