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わが町の文化財

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県内で最初に陶器を焼いた窯跡。炎の回りをよくする分焔柱が中央にある=西脇市野村町
県内で最初に陶器を焼いた窯跡。炎の回りをよくする分焔柱が中央にある=西脇市野村町

 閑静な住宅街に突如現れる球体で銀色の建造物。12世紀末、陶器を生産していた窯跡を保存する「緑風台古窯陶芸館」だ。建築家の渡辺豊和さんが設計。1982年の開館当時、曲面を多用したユニークな建物と遺跡の露出展示が話題を呼び、多くの見学者が訪れた。

 長さ13メートルの窯の手前には、たき口があり、中央には分焔柱(ぶんえんちゅう)と呼ばれる設備がある。奥の焼成部に並べた焼き物に炎を均一に届ける。愛知県の常滑焼の技術を導入している。

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2016/2/25
 

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