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わが町の文化財

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独特の表情をした麒麟獅子舞の獅子頭=新温泉町浜坂
独特の表情をした麒麟獅子舞の獅子頭=新温泉町浜坂

 笛や太鼓のはやしに合わせてゆっくりと頭を回し、地をはうような踊りを繰り広げる。「麒麟(きりん)獅子舞」。新温泉町や香美町、鳥取県東部に伝わる伝統芸能だ。そんな獅子舞に使われた町指定文化財の獅子頭は、少なくとも江戸時代中ごろから、新温泉町浜坂の宇都野(うつの)神社に伝えられてきた。現在は浜坂先人記念館「以命亭」(同町浜坂)に預けられ、展示されている。

 麒麟は中国の想像上の動物で、思いやりのある政治が行われていると、現れるとされる。初代鳥取藩主で、徳川家康のひ孫・池田光仲が、1650年に鳥取東照宮を建立した際、祭礼に登場させたのが麒麟獅子舞の始まりと伝わる。

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2017/4/27
 

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