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震災復興事業で再開発されたビルが立ち並ぶ新長田駅南地区=2015年3月、神戸市長田区
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震災復興事業で再開発されたビルが立ち並ぶ新長田駅南地区=2015年3月、神戸市長田区

 神戸市長田区の新長田駅南地区再開発事業(20・1ヘクタール)で、国道2号南側約8・1ヘクタールの用地買収が年内にも完了する見通しであることが分かった。神戸市は兵庫県収用委員会の裁決に基づき最後の未買収地を取得し、現地に残る建物も近く撤去される。阪神・淡路大震災直後の都市計画決定から21年が過ぎ、巨大事業は一つの区切りを迎えた。

 同事業は対象エリアの用地を神戸市が買い上げて44棟のビルを建設する。2003年度末に完了させる計画だったが、現在までに38棟が完成したものの、1棟が建設中、5棟が未着工となっている。

 市は08年までにほぼ買収を終え、被災者の生活復興に必要なビルはほぼ整備できたとする。だが、移転を拒む地権者との交渉が長引き、近年は残る3カ所の権利者と交渉を続けていた。

 うち、国道2号南の二葉町5に立つ民家について、市は14年10月、県収用委員会に強制収用を申し立てた。昨年12月、同委は強制収用を裁決し、今年2月、民家の底地の所有権が市に移転された。

 その後も民家の住人は建物の明け渡しと補償金の受け取りを拒んでいたが、8月に死去し、このほど、相続人が建物を解体・撤去する運びとなった。この土地は市と県が建設する合同庁舎の用地の一部とし、来年度中にも建設工事が始まる。

 残る未買収地は国道北側の若松町7の2カ所となるが、買収交渉は難航しているという。(森本尚樹)

2016/10/28

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