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思いを語り合う浦田楓香さんと佐々木奏太さん=14日午後、神戸レインボーハウス(撮影・笠原次郎)
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思いを語り合う浦田楓香さんと佐々木奏太さん=14日午後、神戸レインボーハウス(撮影・笠原次郎)

 阪神・淡路と東日本大震災の遺児らが交流する「追悼と交流のつどい」が14日、神戸市東灘区の神戸レインボーハウスであった。30世帯47人と支援者ら計約100人が参加。遺児代表の2人が「命を守るため、若い私たちが東北と関西の架け橋のような存在になりたい」などとあいさつし、亡き人への思いや将来を語り合った。

 1996年に始まり、遺児が家族への手紙を朗読する追悼式が昨年から形を変え、東北との交流を加えて続けられている。今年は阪神・淡路16世帯、東日本14世帯が参加した。

 阪神・淡路で母智美さん=当時(19)=を亡くした浦田楓香さん(22)は短大卒業後の半年間、宮城県南三陸町で復興支援に取り組んだことなどを報告し、「これからも東北に行く。見守っていて」と母に語り掛けた。

 津波で児童と教諭84人が犠牲になった大川小学校(宮城県石巻市)で教諭の父=当時(55)=を亡くした佐々木奏太さん(21)は「悲しみは一人で受け止めきれないが、皆さんの支えで前進できる」と話した。

 佐々木さんは1995年生まれで、浦田さんが訪れた南三陸町出身。「阪神・淡路からの歳月は私が生かされた22年と重なる。家族の死を無駄にしないよう、命を守るため手を取り合いたい」と力を込めた。(阿部江利)

2017/1/14

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