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震災で多くの建物が倒壊したり焼失したりした地区を歩く参加者=神戸市長田区(撮影・笠原次郎)
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震災で多くの建物が倒壊したり焼失したりした地区を歩く参加者=神戸市長田区(撮影・笠原次郎)

 阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市長田区の街を歩いて復興の足取りをたどる「こうべあいウォーク2017」が15日、JR新長田駅周辺であった。雪がちらつく中、約150人が参加し、多くの建物が焼失して区画整理された地区などを歩いた。

 NPO法人「しみん基金・KOBE」などでつくる実行委が、1999年から毎年続けている。

 参加者はJR鷹取駅近くの大国公園から出発し、焼け残ったキリスト像がある「カトリックたかとり教会」や鉄人28号のモニュメント、商店街などをめぐり、高速長田駅南まで約4キロを歩いた。

 水笠通公園では、当時消防士を務めていた男性(78)が説明。水道管の損傷などで消火栓が使えない中での消火活動や、多くの人が生き埋めになっている現場での救助活動について話し、「公助には限界がある。住民の手で安全な街をつくっていかなければいけない」と訴えた。

 台湾南部・台南市の消防士で関西大に留学中の荘家銘さん(41)は「台湾も活断層が多いが、防災意識は日本ほど高くない。経験を伝える行事も大切だと感じた」と話した。(石川 翠)

2017/1/15

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