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避難場所の情報を確認する参加者=西宮市御茶家所町
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避難場所の情報を確認する参加者=西宮市御茶家所町
震災で交通機関が使えない事態を想定し、大阪・梅田から神戸に向けて歩く参加者=芦屋市翠ケ丘町
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震災で交通機関が使えない事態を想定し、大阪・梅田から神戸に向けて歩く参加者=芦屋市翠ケ丘町

 大規模災害による交通機関の不通や道路の寸断を想定し、大阪・梅田~神戸市東灘区の約30キロを歩く「S-WALK」が14日に催された。被災者になったときに歩いて帰路に就くには、どんな備えが必要なのか。記者も参加者4人と歩いて考えてみた。(久保田麻依子)

 この取り組みは、阪神・淡路大震災後の教訓にと、同区の住民有志が1998年から始めた。一時は途絶えたが、東日本大震災では首都圏で「帰宅難民」が多数発生したことを受け、2012年から毎年催している。

 大阪・梅田を出て、神戸方面を目指し国道2号線と山手幹線を歩いた。地震では道路が陥没するおそれもあるため、歩道が広い国道を利用した方が良さそうだ。ただ、神崎川(大阪市)に架かる神崎大橋は、増水で通行ができない場合もあり、複数のルートを考えておく必要がある。

 避難所となる公共施設を確認したり、トイレが利用できるコンビニやガソリンスタンドも調べたりした。公衆電話も数カ所あった。参加した男性(67)=神戸市東灘区=は「22年前は行列に並び公衆電話を使った。携帯が通じないことが多いため、平時から身近な人と連絡手段を確認しておくべきだ」と語る。

 尼崎市内ではスロープのない立体交差点もあり、車いす利用者の通行確保が課題になりそうだ。

 約6時間をかけ、同区住吉本町の交差点に到着した。運営者の圓丸(えんまる)哲朗さん(66)は「自力で帰ることができれば、被災地の混乱は少しでも収まる。自分の体力を知り、新たな移動ルートを見つける機会を増やしたい」と力を込めた。

2017/1/15

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