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「ひょうご安全の日 1.17のつどい」亡くなった人たちへのメッセージを読み上げる地元の小中高校生代表の子どもたち。左から岡崎夏樹さん、芦田琢人さん、安田もえさん=神戸市中央区、人と防災未来センター(撮影・中西大二)
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「ひょうご安全の日 1.17のつどい」亡くなった人たちへのメッセージを読み上げる地元の小中高校生代表の子どもたち。左から岡崎夏樹さん、芦田琢人さん、安田もえさん=神戸市中央区、人と防災未来センター(撮影・中西大二)

 兵庫県などによる「ひょうご安全の日 1・17のつどい」は、神戸市中央区の人と防災未来センター前で開かれた。

 県立西宮高校音楽科の生徒による演奏で開式。正午、鐘が鳴らされ、参列者が黙とうをささげた。

 主催者代表の井戸敏三知事が「震災を乗り越えてきた県民の英知を結集し、兵庫の明日を切り開いていく」と述べ、小中高生3人も経験の継承を誓った。

 神戸市立なぎさ小学校の6年生約170人は「しあわせ運べるように」を合唱。「1・17ひょうご安全の日宣言」が読み上げられた後、参列者が白いカーネーションを手向けた。(斉藤正志)

〈子どもたちからのメッセージ〉  

 神戸市立なぎさ小6年 岡崎夏樹さん(12)

 私たちは阪神・淡路大震災についてさまざまな学習をしてきました。倒れた建物や高速道路、燃え上がる街。多くの家や生活、そして命を奪いました。大きな悲しみの中、得たものもあることを知りました。それは人と協力する大切さ、命の尊さ、決して諦めない強い心。人と人との絆が復興につながっていったことを学びました。

 次代へ伝えていくために、私たちができること。それは「忘れないこと」。学んだことを生活に生かしていくことだと思います。

 困っている人に優しくしたい。人の役に立つことをしたい。どんなことにも諦めずに挑戦したい。家族や友達、地域とのつながりを大切にし、防災・減災に努め、未来へ力強く生きていきます。

(要旨)

 神戸市立渚中2年 芦田琢人さん(13)

 阪神・淡路大震災は街を一瞬にして破壊し、多くの人々の命を奪いました。私たちはこの大震災を経験していませんが、震災学習を通し、多くの大切なことを学びました。それは命の大切さ、絆の大切さ、助け合うことの大切さです。

 震災で多くの人が亡くなり、大きな被害を受けました。その中で「がんばろう神戸」を合言葉に強い気持ちで復興に向け、一歩ずつ歩んだ教訓があります。深い悲しみから立ち上がろうとした方々のおかげで今日の神戸があります。私たちは生まれ変わった神戸の街で生かされています。

 震災の教訓を生かし、地震が起きても被害を少なくできるように私たちの世代が防災・減災を学び、伝え続けることを誓います。

(要旨)

 舞子高3年 安田もえさん(18)

 さまざまな方から被災体験をうかがい、「思い出すことはつらくて苦しいけれど、忘れてはいけない」という言葉を聞きました。

 この街には3種類の人がいると思います。震災を経験し、次の世代へと語り継ぎ、備えに生かそうとしてくれている人。「もうあんな大きな災害には遭わないだろう」と思っている人。私のように震災を経験していない人。災害はまた必ずやってきます。大切な人、もの、場所、時間を奪われること。誰一人としてそんな経験をしてほしくありません。

 私は未来の災害に備えるために語り継いでいきます。自分の住む街だけでなく、大きな災害を経験していない「未災地」でも、「命を守る防災教育」を広げたいと思います。

(要旨)

2017/1/17

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