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加古川青流戦で18連勝を達成した藤井聡太四段=18日、大阪市福島区、関西将棋会館
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加古川青流戦で18連勝を達成した藤井聡太四段=18日、大阪市福島区、関西将棋会館
神戸新聞NEXT
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 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が18日に関西将棋会館(大阪市)であった第7期加古川青流戦で勝利し、デビュー以来の連勝記録を「18」に伸ばした。「こんな強い中学生はこれまでにいたの?」。中学生の息子の問い掛けに新聞記者の父親が答えた。

 -藤井四段はいつデビューしたの?

 「昨年10月にプロ棋士になり、公式戦でまだ一度も負けていないんだ。新人棋士のデビューからの連勝は、これまで10連勝が最高だったんだ。記録を更新し続けているんだね」

 -プロ棋士になったのも史上最年少なの?

 「プロ入りした年齢が14歳2カ月。現役最高齢の加藤一二三(ひふみ)・九段(77)が持っていた最年少記録の14歳7カ月を、62年ぶりに塗り替えたんだよ」

 -中学生でもプロになれるの?

 「プロになるには、まず養成機関の奨励会入会試験に合格しなければならない。年齢の下限はなく、小学校の高学年ぐらいで入会する子どもが多い。奨励会員だからといって誰でもプロになれるわけじゃない。最終関門の三段リーグが年2回あって、原則、上位2人しかプロになれないんだ。中学生棋士はこれまで、加藤九段▽神戸出身の谷川浩司九段(55)▽羽生善治3冠(46)▽渡辺明2冠(33)-の4人だけ。全員がタイトル経験者だよ。5人目となった藤井四段も期待されるはずだよね」

 -将棋ファンじゃないボクでも知ってる羽生さんにも勝ったの?

 「非公式戦だけれど1勝1敗。羽生3冠も『新人とは思えない落ち着き。どんな棋士になるか、とても楽しみ』と話している。非公式戦では、ほかのトッププロにも勝っているんだ」

 -すごく強いんだね。ほんと天才・中学生だ。

 「プロになる前から、プロ棋士も多数参加する『詰(つめ)将棋解答選手権』で、12歳から3連覇していて、終盤の力はトッププロレベルと言われているんだ。加古川青流戦では中盤で押し込まれて、珍しく苦しい展開になったけど、強気に攻めたと思えば、じっと辛抱の手を指すなど緩急自在の指し回しをみせた。勝負を観戦していたプロ棋士たちも『14歳とは思えない』と驚いていたよ。対局を離れた時の笑顔は、中学生って感じだけど。若いから吸収も早いし、日に日に強くなるだろうね」

 -連勝は続くかな?

 「18連勝は歴代7位タイ。表にあるように歴代1位は28連勝なんだ。勝ち進むほど、強い相手に当たる。次は25日の竜王戦6組決勝で、相手は若手注目株の近藤誠也五段(20)。どんな好勝負が見られるか、目が離せないね」(溝田幸弘)

2017/5/23

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