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 神戸の都心部の再整備が本格化してきました。鉄道6路線が乗り入れ、1日延べ70万人が利用する三宮を中心に、元町やウオーターフロントの開発も動いています。おおむね30年後の完了に向け、官民で取り組む一大プロジェクト。未来の神戸はどんな姿になるのでしょうか。(三島大一郎)

 -なぜ再開発するの?

 「再開発には街の利便性や魅力を高める狙いがあるんだ。阪神・淡路大震災後に復旧・復興を最優先で進めてきた神戸は、大阪や京都など他都市に比べ再開発が遅れていると言えるね」

 -再整備はいつ始まったの?

 「JR西日本と阪急電鉄が2013年に三宮の駅ビル再開発を相次いで打ち出した。震災からの復旧・復興に要した神戸市の借金返済にもめどが立ち、同年から検討が始まったんだよ」

 -どんな計画?

 「都心の未来の姿を描いた『将来ビジョン』と三宮周辺地区の『再整備基本構想』を15年9月に市がまとめているよ」

 -具体的には?

 「三宮周辺は鉄道の乗り換えがしやすく、回遊性の高いまちづくりを進める。人と公共交通が優先される駅前空間『三宮クロススクエア』を整備する計画だ。JR三ノ宮駅南側の車線を減らす社会実験が今月始まったよ。JRの駅ビルは20年度中に解体が終わり、新ビル開業は23年度以降になる。建て替え工事中の神戸阪急ビル東館は、29階建てでホテルやオフィスが入り、21年に完成予定だ」

 -ほかにもあるの?

 「三宮に西日本最大級のバスターミナルを備える高層ツインタワーの建設計画を市などが進めている。ホテルや文化ホール、屋上庭園に面した図書館も整備予定で、にぎわいの拠点となることが期待されているんだ。1期ビルの開業は26年度ごろの予定で、その後に2期ビル事業の着手を目指しているよ」

 -市庁舎も変わるよね。

 「市役所3号館の跡地に、区役所と文化施設が入る新中央区総合庁舎を建てる。22年度に利用開始する予定だそうだ。2号館も、30階建ての1号館並みに高層化する。22年度以降に着工し、25年度以降の完成を計画しているんだ」

 -沿岸部の開発は?

 「メリケンパークは再整備でできた『BE KOBE』のモニュメントが人気だね。貨物の積み降ろし拠点だった新港突堤西地区の第1突堤にはホテルが開業し、その北側では商業施設や住宅、水族館の整備も進んでいるよ」

 -課題は?

 「高低差のある南北移動が課題かな。バス高速輸送システム(BRT)の導入も検討しているよ。都心部に新たな魅力が生まれ、より多くの人に港町神戸に足を運んでもらいたいね」

2019/7/13

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