連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

わかる!ナットク

  • 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 地震、水害などで住まいが全半壊する被害を受けたら-。成立・公布から20年となった被災者生活再建支援法に基づき、対象の被災者には支援金が支給される。また加入者限定だが、兵庫県では「兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)」も用意されている。被害状況に応じて、どのような補償が受けられるのかをまとめた。(太中麻美)

 -被災者生活再建支援法の適用対象は?

 「一定数以上の住宅が全壊するなどの被害が発生した市町村が対象になる。被災世帯は、住宅が『全壊』か『大規模半壊』に大きく分かれる。『全壊』には、半壊などでもやむを得ず解体するか、居住できずに長期避難が必要な場合も含むんだ。『大規模半壊』は損害割合50%未満40%以上を示す。半壊(損害割合40%未満20%以上)は、解体などが必要な場合を除き、同法の対象外となっている」

 -給付額は?

 「支援金は定額渡しきり方式で、被害に応じた『基礎支援金』と、再建方法によって決まる『加算支援金』の合計になる。『全壊』の場合、基礎支援金は100万円。加算支援金は、再建方法が建設か購入なら200万円、補修で再建すれば100万円になる」

 -「大規模半壊」の場合は?

 「基礎支援金は50万円。ただ、その後解体した場合、再申請すれば給付額が計100万円になるよう、差額の50万円が給付される。加算支援金も『全壊』と同様の基準で支給されるんだ」

 -兵庫には、県が運営するフェニックス共済もあるね。

 「年5千円の掛け金で加入できる。再建方法が建設か購入に600万円▽全壊で補修に200万円▽大規模半壊で補修に100万円▽半壊で補修に50万円-が給付される」

 -一部損壊の場合は?

 「支援法の支給対象にはならない。フェニックス共済の本体制度も同様だけど、負担金を上乗せして特約を付けた場合は、再建、購入、補修に対して25万円の給付がある」

 -フェニックス共済も合わせると、どうなる?

 「仮に全壊して再建したケースなら、合計の給付総額は最大900万円。地震保険に加入していればさらに上積みがあり、被災後の資金繰りに一定の見通しが立てられるだろうね」

2018/5/23

天気(10月16日)

  • 23℃
  • ---℃
  • 0%

  • 20℃
  • ---℃
  • 0%

  • 24℃
  • ---℃
  • 0%

  • 23℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ