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積雪や路面凍結で交通状況は一変する。車の運転にはくれぐれも注意を=2017年1月、養父市内
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積雪や路面凍結で交通状況は一変する。車の運転にはくれぐれも注意を=2017年1月、養父市内

 全国各地を寒波が襲っている。厳しい寒さによる事故やけが、病気などを防ぐには、どうすればいいだろう。(小林伸哉)

 -兵庫県はいつごろまで冷え込むの。

 「神戸地方気象台によると、県内では26日ごろまで気温が低い状況が続く予報。県北部では24日から暴風が警報級となる恐れがあり、同日午後6時までの積雪量は多いところで50センチに及ぶかもしれない。1年で最も冷え込む時期だって」

 -雪や氷は滑って危ないよね。

 「日本転倒予防学会は、『足裏全体で踏みしめるように着地』『歩幅を短く』『体重移動や歩みはゆっくり』と呼び掛ける。都市部では、マンホールのふたや横断歩道などが滑りやすい。雪でザクザクとなっているところからツルツルになるところや店を出入りするときなど、路面の状況や材質が変わる場所が危ない」

 -服装はどうしよう。

 「革靴やヒールは避け、帽子やリュックサックを身に付け、両手を使えるようにしておき、転んでも頭を守れるようにすることが大事。転倒時に衝撃を和らげるため、下半身に履く保護パットなどもあるよ」

 -家の中では?

 「血圧が急激に上昇・下降する『ヒートショック』に注意しよう。神戸市消防局は2016年11月~17年3月、195人を救急搬送した。9割以上が65歳以上のお年寄り。49%の人が重症で、大半が生死に関わる症状だったんだって」

 -怖いね。

 「冬の入浴時に起こりやすい。急に温度差が発生するときが危ない。同市消防局は、入浴5分前から浴槽のふたを開け浴室を蒸気で暖める▽お湯は39~41度で長湯しない▽足元から心臓に向かって順にかけ湯▽高齢者は家族に先に入浴してもらい、浴室を暖めてもらう-といった対策を薦めている」

 -水道管の破裂も心配。

 「神戸市では16年1月の寒波で千件以上起きた。マイナス4度以下の気温で破裂の恐れがあるんだ。ただ2年前は、マイナス4度より高かった場所でも、今回の寒波のように冷え込む期間が長く、破裂が相次いだ。屋外でむき出しになっている管や風当たりが強い建物北側などが凍りやすい」

 -どうしたらいいの。

 「寝る前に蛇口から浴槽などに水やお湯を少しずつ出しておくのが簡単。鉛筆の芯ほどの太さの流れでいい。屋外の露出部分にタオルや市販の防凍材を巻く手もある。神戸市水道局では対策を動画で紹介しているから、一度確認してみて」

 -車の運転では?

 「橋の上など風通しのいいところ、日陰、水しぶきがかかる路側帯付近は凍りやすい。冬用タイヤやチェーンは必需品。日本自動車連盟(JAF)兵庫支部は『速度を落とし、車間距離はいつもより長く』『急なハンドル操作、アクセル、ブレーキはしないで』と呼び掛ける。雪や氷は白いイメージがあるけど、黒っぽく見えて凍っているところが多い」

 「トラブルがあっても素早い救援は難しいから、防寒着を必ず積んでおいて。『みんな運転しているから』は禁物。雪に不慣れなら運転は避けよう」

2018/1/23

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