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 インフルエンザが全国で大流行しています。厚生労働省が発表した患者数は3週連続で過去最多を更新しました。兵庫県内の学校では、全校集会を校内放送に切り替えたり、教室内の湿度に気を配ったりと、関係者はぴりぴりしています。どのように予防し、もしかかったらどうすればいいのでしょうか。(佐藤健介)

 -どんな病気なの?

 「インフルエンザウイルスに感染して起きるよ。38度以上の熱が出て、頭や関節が痛くなり、全身がだるくなる。こうした症状が急に現れるんだ。普通の風邪と同じようにのどが痛み、鼻汁やせきも出るよ」

 -風邪に似ているの?

 「インフルエンザは命を脅かしかねず、油断できない。子どもはまれに脳を侵され、物事が正しく理解できなかったり、けいれんしたりする。ウイルスをやっつける力が弱まった人やお年寄りは、肺炎になることもある。非常にうつりやすく、日本では12~3月にはやるんだ」

 -どれくらい流行しているの?

 「厚生労働省が9日に発表したデータ(国が指定する医療機関から1週間に報告された患者数)だと、1医療機関当たり54・33人で、過去最多だった前週の52・35人を上回ったよ。3週連続で最多を更新。この数字を基におおよそ計算した全国の患者数は約282万人で、前週より8万人増え、大流行が続いている」

 -なぜ、そんなに多いんだろう。

 「この5週間で患者から見つかったウイルスは、A型の流行が落ち着く2月ごろから増え始めるB型が半数を占め最も多い。A型は、これまで主流だった2009年に新型として流行したタイプをA香港型が追い抜いた。計3種類が流行する異例の事態となっているからだとされているよ」

 -かかりたくないね。

 「ウイルスを含むつばや鼻水がせきやくしゃみで飛び散り、それを健康な人が吸い込むことが主な原因なんだ。せきなどを周囲の人にかけたり、浴びたりしないよう、マスクを着けよう。マスクがないときに、せきなどをするなら、ティッシュや腕の内側で口と鼻を覆い、顔を背けてね」

 -ほかに防ぐ方法は?

 「外から帰ったら、石けんやアルコールなどで手と指をしっかり洗う。飛んだ唾液や鼻水が付いた物を、知らないうちに触っているかもしれないしね。人の多い場所にできるだけ行かないのもポイントだよ」

 -ウイルスの弱点は?

 「湿気が苦手だよ。加湿器で部屋を、マスクでのどを湿らせればいい。寒さは大好きなので、暖かくしてぐっすり眠り、栄養バランスの取れた食事を取れば、より効果的だ」

 -なったらどうしよう。

 「静かに休み、水分や栄養を十分に取り、早めに受診するのが基本だ。具合が悪くなって2日間以内なら、タミフルやリレンザといった薬が効くんだ。熱が下がっても、数日間は鼻やのどからウイルスが出るよ。うつすといけないから、学校や会社は休んでね」

2018/2/14

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