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ドラム式洗濯機。チャイルドロック機能を示すボタンを押しておけば、事故防止につながる
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ドラム式洗濯機。チャイルドロック機能を示すボタンを押しておけば、事故防止につながる

 ドラム式洗濯機の中に誤って入ったとみられる5歳の男児が死亡する事故が、堺市で起きた。家庭でもよく見るようになったドラム式洗濯機。事故を防ぐには、どうすればいいだろう。(貝原加奈、新開真理)

 -ドラム式洗濯機で事故が起きてしまったね。

 「見つかった時、ふたが閉まった状態で、男児の死因は窒息だそうだ。2015年にも東京都青梅市で、当時7歳の男児が閉じ込められて亡くなったんだよ」

 -事故を防ぐには、どうすればいいの。

 「消費者庁は(1)ふたを開けられないよう、チャイルドロック機能を使う(2)洗濯機を使っていない時も必ずふたを閉める(3)チャイルドロック機能がない場合、ふたにゴムバンドをかけておく-などの対策を呼び掛けているよ」

 -ふたは内側から開けられないの?

 「電機メーカー各社でつくる日本電機工業会によると、15年の死亡事故の後、各メーカーの新製品は万一、閉じ込められても内側からふたを開けられる構造に改良されたんだって。それでも、中に入ると、感電する恐れがあるというから注意は必要。またドラム式には乾燥機能が付いているので、やけどをする可能性もある。同会は子どものいる家庭に向けて、洗濯機のそばに台などを置かず、近くで遊ばせないよう求めているよ」

 「消費者庁のサイトでは『洗濯槽の中に入り込んだ際、弟が操作ボタンに触れて洗濯機が動き出し、打撲により死亡』『洗濯槽に落ちて溺死』といった海外の事例を紹介している。安全対策が進んでも油断はできないね」

 -洗濯機で溺れるなんて想像できないけど…。

 「保護者向けの安全講習会を開いている日本赤十字社によると、洗面器に残った深さ2センチほどの水でも、子どもの鼻と口をふさぐ量があれば溺れる恐れがあるんだって。子どもだけで洗面所や浴室に入らせない方がいいね」

 「消費者庁が厚生労働省の人口動態統計を基に集計したところ、10~14年の5年間で4歳以下の子ども86人が家の浴槽で溺れて亡くなっている。14年の東京消防庁の調べでも、子どもが溺れた場所で最も多いのは自宅の浴槽だった。今回の事故を受けて赤十字社は『子どもはできることが日々、増える。すぐに家の中を見直して』と勧めているよ」

2018/1/31

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