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「三種の神器」と呼ばれた(左から)白黒テレビ、白い外観が印象的な冷蔵庫、洗濯機=大阪府門真市、パナソニックミュージアム
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「三種の神器」と呼ばれた(左から)白黒テレビ、白い外観が印象的な冷蔵庫、洗濯機=大阪府門真市、パナソニックミュージアム

 大手電機メーカーのシャープが3日、白物(しろもの)家電の国内生産から撤退すると発表しました。大阪の工場で製造してきた冷蔵庫を海外生産に切り替え、価格面での競争力を高めるためとされます。「白物家電」について調べてみました。

(大島光貴)

 -白物家電とは?

 「洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどの家庭用電化製品のこと。1950年代半ば、高度経済成長期とともに各家庭に広まり始め、当時は白い塗装が多かったことから、白物家電と呼ぶようになったらしい。英語の『white goods(ホワイト・グッズ)』の和訳という説もある」

 -ほかにはどんな製品が含まれるの?

 「電機メーカーの団体、日本電機工業会によると、はっきりした定義はないみたい。同会がまとめた統計では掃除機や炊飯器、電子レンジ、扇風機、アイロンなどがある。生活に欠かせない製品ばかりだね」

 -どんな歴史があるの?

 「国産初の電気扇風機が1894(明治27)年、電気アイロンは1915(大正4)年に発売された。冷蔵庫や洗濯機は昭和になってからで、いずれも芝浦製作所(東芝の前身)が開発したんだ」

 -世の中にどんな影響を与えたの?

 「家事を担っていた主婦の負担を減らしたのが大きい。特に洗濯は洗濯板を使って手洗いしていたから、洗濯機が広まったことが、女性の社会進出のきっかけになったと言われている」

 -家電の「三種の神器」って何?

 「高度経済成長期に広まった白黒テレビと洗濯機、冷蔵庫のことだよ。現代では最新の『三種の神器』として、ロボット掃除機や全自動洗濯乾燥機、食器洗い機を挙げることもある」

 -海外で生産する日本の会社って増えているの?

 「円高や海外企業の製品との競争に負けないように、働く人の給料が安い海外での生産が中心になっている。日本電機工業会によると、洗濯機は9割、冷蔵庫は8割、掃除機は7割がそれぞれ外国でつくられているそうだ。東芝は白物家電の事業を中国の家電大手メーカーに売ってしまったね」

 -最近の白物家電って白くないよね?

 「赤、黄、緑、紺、灰色…。確かにいろんな色が使われている。生活に密着した製品という意味で『生活家電』とも呼ばれているね」

2018/8/18

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