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神戸・長田女児死体遺棄

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 遺体で見つかった神戸市立名倉小1年の女児(6)と、死体遺棄容疑で24日に逮捕された君野康弘容疑者(47)が住む同市長田区長田天神町や名倉町は、細い路地や急坂の階段が入り組んだ住宅街。遺体の遺棄現場となった雑木林のように、複雑な地形が住宅街の真ん中に“死角”を生んだとの指摘もある。子どもの見守り活動に取り組んできた地元住民からは「残念でならない」と、悲痛な声が相次いだ。

 「昔からの住民はみんな顔なじみだが、アパートや文化住宅は入れ替わりが激しく、どんな人が住んでいるのか分からない」。長田天神町1-4丁目自治会の山本浩会長が地域の現状を語る。

 特に、雑木林周辺は急な階段やのり面で「土地勘がなければ行けない」という。雑木林の場所には、阪神・淡路大震災まで住宅が立っていたが、震災後に更地になり、木々が生い茂っていったという。多くの住民が雑木林の存在を「よく知らなかった」と話す。

 ただ、近くの女性(78)は「雑木林の近くの道は大通りに出る近道で、ランドセルを背負った子も時々いた」と指摘する。

 この地域では以前から、登下校時の子どもの見守りや夜回りに熱心に取り組んでいた。女児と子どもが仲良しだったという女性(31)も「顔見知りが多く、暗くなると、ほかの家の子にも『はよ帰りよ』と声を掛けていた」と話す。それでも幼い子どもの命が奪われた事件に、山本会長は「悔やんでも悔やみきれない」と唇をかんだ。

2014/9/24

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