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神戸・長田女児死体遺棄

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 女児(6)の切断された遺体が見つかった事件で、兵庫県警長田署捜査本部は死体遺棄容疑で君野康弘容疑者(47)を逮捕したが、動機など謎の部分が多い。現場の状況などから考えられる犯人像について専門家に聞いた。

 「冷静に犯行を実行している面と、ずさんさが混在している」。立正大の小宮信夫教授(犯罪学)はそう指摘する。遺体を切断している点で、1997年に神戸市須磨区で発生した連続児童殺傷事件に類似するが、今回の事件は「遺体を運びやすくするためと考えられ、異常に見えるが合理性がある」とみる。一方で(君野容疑者の犯行とすれば)「自宅近くに遺棄し、診察券を残すなど、焦りが感じられる。(犯行としての)レベルの低さも目に付く」と話す。

 一方、甲子園大(宝塚市)の櫛田透教授(犯罪心理学)は「被害者は体が小さく、ただ運ぶためなら切断は必要ない」として、「性的な動機があったとみざるを得ない」と分析する。遺体の遺棄については「隠蔽(いんぺい)の意図が見られる点と見られない点がある。ちぐはぐで、衝動的な犯行と考えられる」と話す。

 小宮教授は「犯人の性格や異常さに目を奪われると、事件の教訓が得られない。どのような手口を使ったのかを明らかにし、予防につなげる必要がある」と強調する。

2014/9/25

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