連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

神戸・長田女児死体遺棄

  • 印刷

 2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた君野康弘被告(49)の裁判員裁判第3回公判が9日、神戸地裁であった。8日に続いて被告人質問があり、弁護側、検察側、裁判官がそれぞれ質問した。

 弁護側との主なやり取りは次の通り。

 -事件について今、どう思いますか。

 「大変申し訳なく思っています」

 -事件直後はどう思っていたのですか。

 「死のうと思っていました。(女児に)申し訳なく死んでおわびしたいと思いました」

 -自首はなぜ思わなかったのですか。

 「自首より死んでおわびしたかったからです」

 -(逮捕された後)なぜ黙秘を続けたのですか。

 「大変なことをして心の整理がつかなかったからです」

 -なぜ(遺体切断という)むごいことができたのですか。

 「言い訳かもしれませんが、酒浸りになって頭がおかしくなっていました」

 -遺族の気持ちは考えたことありますか。

 「あります。自分にも(妻と離婚して会っていない)娘がいます。どんな気持ちになるだろうと考えたら、つらくて、もう心がはち切れそうになると思います」

 -今はどう思っていますか。

 「冥福を祈る気持ちになっています。拘置所に入ったころから、お祈りしたり写経をしたりするようになりました」

    ◇

 検察側との主なやり取りは次の通り。

 -自殺すれば事件の内容は分からなくなる。身勝手だとは思わなかったのですか。

 「はー、そう言われると。考えつきませんでした」

 -事件後、お酒はやめましたか。

 「飲み続けていました」

 -酒を飲むとどんな性格になりますか。

 「わけがわからなくなり、モノを壊したり、けんかになったりしました」

 -飲まなくても乱暴な性格があるとは思いませんでしたか。

 「気付いていなかったです」

    ◇

 裁判官との主なやり取りは次の通り。

 -声をかけてから自宅まで歩いた15分間、何の会話をしましたか。

 「なかったという記憶です」

 -途中で「やっぱり帰る」と言われたらどうしましたか。

 「(インターネット交流サイトに書き込む感覚で)そりゃあないよ、と言おうと思っていました」

 -家に連れていけばわいせつ行為ができると思ったんですか。

 「思いませんでした」

 -いつしようと思ったんですか。

 「(女児が)ジュースを飲んで、自分が焼酎を飲んでいるときです」

 -どうして話し相手がほしいのに会話がなかったのですか。

 「話しかけても答えがなく自分も黙ってしまいました」

 -殺害前にわいせつ行為はしましたか。

 「していません」

 -殺害した後には。

 「はっきりとは分かりません」

 -殺害前に「していない」と断言できるのはなぜですか。

 「声をあげられて通報されたらばれるからです」

2016/3/9

天気(11月15日)

  • 15℃
  • ---℃
  • 0%

  • 17℃
  • ---℃
  • 0%

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

  • 16℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ