連載・特集 連載・特集 プレミアムボックス

神戸・長田女児死体遺棄

  • 印刷

 2014年9月に神戸市長田区で起きた小1女児殺害事件で、殺人や死体遺棄、わいせつ目的誘拐などの罪に問われた君野康弘被告(49)の裁判員裁判第4回公判が10日も神戸地裁であり、女児の祖母の意見陳述があった。要旨は次の通り。

 「(女児は)初孫でした。出産に立ちあい、無事に生まれてくれて良かった。ありがとう。成長を思って、わくわくしました。

 乳をよく飲み、離乳食もよく食べ、本当に育てやすい子でした。活発で保育園では男の子と遊ぶことが多く、たくさん友達がいました。生まれたばかりの妹が泣くと頭をなでて、少しずつお姉さんらしくなってきました。

 私が仕事に行く際は必ず玄関まで送ってくれました。行方不明になった朝はなぜか外の道路まで出てきて、私が『もういいよ。家に入りなさい』と言ったのが最後です。帰宅後に娘から『帰ってこない』と知らされ、いくら探しても戻らず公開捜査に踏み切りました。生きていると信じ、待ち続けました。

 警察で変わり果てた姿と対面したとき、腕や手をさすって『助けてあげられなくてごめん』と謝りました。

 あの日から時間が止まっています。何度も包丁で刺され、どんなに痛く、怖かったか。助けてあげられなかったと自分を責めてしまいます。

 (君野被告が)何を考えて行動したのか、少しでも分かったらと法廷に来ましたが、都合の悪い点は『記憶にない』と酒のせいにしていて、後悔しているとは思えません。少しでも早く(犯行を)打ち明けてくれれば、(孫の)遺体があんなに傷むことはなかったはずです。

 (孫が)私たちの元へ帰ってくるなら何も望みません。返してください。本当に後悔していれば、遺族に謝罪するはずです。のうのうと生きているという事実が家族を苦しめています。死刑を望みます。(孫を)返してください」

2016/3/10

天気(6月18日)

  • 27℃
  • 19℃
  • 10%

  • 29℃
  • 14℃
  • 30%

  • 29℃
  • 18℃
  • 10%

  • 29℃
  • 17℃
  • 10%

お知らせ